自転車で100キロ走った話⑧
もう、大井川を越えてから、ひたすら山道を上っていく。越えていくしかないんだが、ヒルクライム的な自転車は初めてだし、マジでしんどい。
だめだ。降りよう。押して歩こう。
道路の上の青い看板に「掛川」の文字があることだけが救いだ…。
名前も知らない山を上ると、大井川沿いの町がよく見える。金谷の町だ。上流にいけば、素敵な温泉があるんだよな…。入りたい。
しかし、今はとにかく自転車を進める。
体力が戻っては漕ぎ、また降りては歩き。
45分ぐらいだろうか。
山頂に到達したっぽい!下りだ!
上った分だけ下りがある。
タイヤのある乗り物は、下りが早い!
すいすい行くぜ!
…~はい、また上りー。うー…しんどい。
しかし!ここから掛川市に突入!看板発見!
時間より体力が削られたが、なんとか
次の市に入ってきたか。
緩やかな上りを行けば、その先はまた
長い長い下りだった。
苦労して上った分は、ここで一気にとりかえす!
…ガタン!
少し角ばった石を踏んだが、自転車は止まることなく坂を進む。
下った先、麓に…道の駅!
やったー!山道を抜けて人のいるエリアに着いた!
昼飯食って行こー!
(昼飯のあとにアクシデントが起こりました)
続く予定